| | |
| Artist: | Bakufu Ohno (1888-1976) — 大野麦風 |
| Title: | Flying fish (Tobiuo) — トビウオ |
| Series: | Familiar Fishes of Nippon — 大日本魚類画集 |
| Date of first edition?: | 1938/1 |
| Date of this artwork?: | 1939 (may not be accurate) |
| Publisher (first edition)?: | Nishinomiya Shoin — 西宮書院 |
| Publisher (this edition)?: | Nishinomiya Shoin — 西宮書院 |
| Medium (first edition): | Woodblock |
| Medium (this edition): | Woodblock |
| Format (first edition): | Large Oban
|
| Format (this edition): | Large Oban |
| DB artwork code: | 37413 |
| Notes (first edition)?: |
From Volume 1, print number 6. |
|
| Notes (this edition)?: |
The following information was taken from the original web listing of this artwork. Note that there may be some inaccuracies:
Saturday, 25 July 2009
出品の内容 ☆昭和13年1月発行 大野麥風「大日本魚類画集」第1編6号「トビウオ」オリジナル を出品します。 ☆大野麥風は戦前、戦後に活躍した日本画家で魚を好んで描き、この「大日本魚類画集」は 72種類の魚が描かれ、極めて評価の高い作品です。今回はその中の1品を出品します。 ☆版画の大きさは縦28cm×横40cmです。 ☆解説書に書いてある製作スタッフのクレジットは以下のとおりです。 (解説書は日本語と英語で対象の魚の説明がされております。) ◆著者 大野 麦風 ◆監修 和田 三造 ◆解説執筆者 理学博士 田中茂穂先生、上田尚先生、グレン・ショウ先生 ☆なお、「大野麥風と大日本魚類画集」という特別展が姫路市立美術館で 平成22年2月6日~平成22年7月の日程で開催予定で、当「大日本魚類画集」が72種類全て そろって展示されるとのことです。 ☆この展示会のために姫路市美術館が集められていなかった最後の1枚を探していたところ、 所蔵していたアメリカ人がそのことを知り譲渡したことでも話題になりました。 ☆釣と魚を愛した祖父の所蔵品です。魚の好きな方に是非落札いただきたいと思います。
2.商品の状態 ☆作品の状態は大きな傷や汚れもなく、良好と思います。台紙は経年変化で焼けていますが、版画部分は綺麗です。上記写真で確認ください。 ☆解説書は経年変化のしみ等がありますが、大きな汚れ、破損はありません。 昭和13年1月20日発行と明記されいます。 |
|
| Artist Bio: |
Bakufu Ohno (1888-1976) was born in Tokyo. He moved to Kansai after the great Kantou earthquake in 1923. Ohno exhibited oil paintings at Teiten in 1929. He was an honorary member of the Hyogo Prefecture Academy of Fine Arts, and a member of Taiheiyogakai. Ohno produced many landscape and fish prints, including the Great Japanese Fish Picture Collection (Dai Nihon gyorui gashu) in 1940, which was published by Kyoto Hanga-in; blocks were carved by Matsuda and Kikuda, printed by Shinagawa, Nagae, Uchida and Ohno. 大野麥風(1888-1976、本名:要蔵)は、東京で生まれ、初めは長原孝太郎の指導を受け、洋画を学びました。1909年の第3回文部省美術展覧会で画壇に登場してからは、白馬会・太平洋画会・光風会などにも出品したものの、やがて、洋画から日本画に転向し、1919年の第1回帝国美術院展覧会では、日本画で入選しています。
さらに、木版画を手がけるようになった麥風は、1937年に西宮書院(現在の京都版画院)から出版された代表作 『大日本魚類画集』で、原画を担当し、当代一流の文化人の協力を得て、「原色木版二百度手摺り」といわれる色鮮やかな木版画集を生み出しました。会員制度で頒布されたこの500部限定の木版画集は、1944年まで各回12点、6期に分けて断続的に刊行され、麥風は水族館では飽き足らず、和歌浦沖で潜水艇に乗り、魚の生態を観察し、細部にまでこだわった作品を作り上げました。 |
|