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Autumn Moon at Ishiyama Temple

Autumn Moon at Ishiyama Temple 石山寺の秋月
by Tsuchiya Koitsu (1870-1949)

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Artist: Tsuchiya Koitsu (1870-1949) 土屋光逸
Title: Autumn Moon at Ishiyama Temple 石山寺の秋月
Series: 
Date of first edition?1933/10
Date of this artwork?1933 October (may not be accurate)
Publisher (first edition)?Watanabe Shozaburo 渡辺
Publisher (this edition)?Watanabe Shozaburo 渡辺
Medium (first edition): Woodblock
Medium (this edition): Woodblock
Format (first edition): Oban
Format (this edition): Oban
DB artwork code: 28111
Notes (first edition)?
Notes (this edition)?
The following information was taken from the original web listing of this artwork. Note that there may be some inaccuracies:

古来より風光明媚な地として知られる・・・

名勝 近江八景の景観を・・・

叙情性豊かに描き上げた・・・

近代の絵師 土屋光逸の木版画です!!!


木版画

土屋光逸

『近江八景』より「石山寺の秋月」


作者 :

土屋 光逸 [ Kouitsu Tsuchiya ] ( 日本 : 1870 - 1949年 )

昭和8年 ( 1933年 )

サイズ : 大版( 38.9cm± 25.9cm± )



コメント : 「石山寺は月の名所として「近江八景」に加えられているが、それを象徴するような建物が、画面中央に描かれている江戸時代後期に建てられた「月見亭」であろう。石山寺は奈良時代の中頃に良弁(ろうべん)によって創建された。開基良弁が桂灰石の岩上に小堂を建てて本尊(聖武天皇念持仏の如意輪観音像)を祀ったことが寺名の由来となっている。創建当初は、東大寺盧遮那仏(奈良の大仏)造立にかかわる、半ば公的は寺(官の寺)としての性格を持っていたが、平安時代の延喜年間(901~923年)頃から観音信仰の高まりとともに観音霊場としての信仰を集めるようになり、法皇や貴族などの参詣が盛んとなった。また、藤原網母(『蜻蛉日記』の作者)や菅原田孝標女(たかすえのむすめ)(『更科日記』の作者)、紫式部(この寺の参篭中に『源氏物語』の着想を得たといわれる)などがこの寺に参詣している。鎌倉時代や室町末期には戦乱の影響も受けるが、室町以降には観音霊場信仰は庶民の間にも広まり、江戸時代になると西国三十三所漢音霊場・第十三番札所として石山寺はますます賑わった。」(茅ヶ崎市美術館『土屋光逸展図録』より抜粋)



コンディション : 色目・状態とも大変に良好です。

Artist Bio: 
Please see my website www.koitsu.com to view all currently-known works by Tsuchiya Koitsu.


明治03年(1870年) 静岡県浜松市に生まれる 姓土屋 名は光一  明治18年(1885年) 15歳の時に上京し、始めは木版彫刻師の弟子になる 明治19年「1886年) 小林清親に入門(以降明治37年までの30年間、小林家で家族同様に生活の苦を共にする) 明治28年(1895年) 代表作として日清戦争を描いた「講和使談判之図」や「万々歳凱旋之図」などがあげられ、色彩も温和である 明治31年(1898年) 石版画を版行した版元として松聲堂から明治37年(1904年)に版行された「教育歴史画」第一輯から第三輯など 明治35年(1902年) から明治36年(1903年)に版行された「教育立身画」などの石版画の作例あり 昭和05年(1930年) 東京尚美堂から発表した木版画として横三つ切判「宮島」、「天の橋立」、「松島」などがある 昭和07年(1932年) 渡辺版画店から新版画「祇園の夜桜」、「大阪城の月夜」の2点を版行 昭和08年(1933年) 土井版画店より細判風景画「奈良猿沢の池」、「雪の堅田浮見堂」(東京国立近代美術館所蔵)、「日比谷の月」、「弁慶橋」などあり 昭和11年(1936年) 「東京風景十二枚」を同じく土井版画店より版行しており、清親ばりの風景版画を残した 昭和11年(1936年) 9月、「下関観月橋」を馬場信彦のもとから発表した後、昭和16年6月まで大判16枚などの作品を版行した 昭和16年(1941年) 頃まで東京尚美堂、酒井川口合板、カワグチ商会など各版元から新版画の作品を発表していった 昭和24年(1949年) 11月、79歳で没した 明治時代から昭和時代にかけての浮世絵師、版画家

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