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Lily magnolia

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Lily magnolia 木蓮
by Shimizu Etsuo (1953- )

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Artist: Shimizu Etsuo (1953- ) 清水悦男
Title: Lily magnolia 木蓮
Series: 
Date of first edition?Not set
Publisher (first edition)?Self
Publisher (this edition)?Self
Medium (first edition): Oil painting
Medium (this edition): Oil painting
Format (first edition): Huge
Format (this edition): Huge
DB artwork code: 41017
Notes (first edition)?
Notes (this edition)?
The following information was taken from the original web listing of this artwork. Note that there may be some inaccuracies:

Sunday, 11 November 2007

清水悦男≪木蓮≫30号超人気脅威の細密写実大型逸品

作家名 清水悦男
作品名 木蓮
技法 キャンバスに油彩
サイン 作品右下にサイン
キャンバス裏面木枠に画題
作品サイズ (縦) 90.9cm × (横) 72.7cm  (30号)  
額装サイズ (縦) 107.2cm × (横) 88.9cm
大地堂額装
額の四角他所々に擦り傷があります。
新品額ではございませんので御了承願います。 


無所属超人気画家、清水悦男画伯による油彩画30号「木蓮」をご紹介致します。
1953年長野県生まれ 、1981年多摩美術大学大学院修了、その後独立展に出品、油絵大賞展に出品、
日動画廊での個展を開催し、1997から1999年まで「オール讀物」表紙絵担当するなどご活躍されております。
現在は、無所属画家で個展を中心に活動・ご活躍されています。本作品は、30号という画伯の作品の中では
貴重な大型大作。画題は「木蓮」。木蓮が咲く初春の季節。少女の表情は、これからの新しい世界への期待でしょうか。
明るく希望に満ち溢れ、素晴らしい表情をしております。そして、少女の表情をはじめ、とても繊細で丁寧な描写。
着衣するセーター、春を呼び込む木蓮の花々。究極のリアリズムと言っても過言ではありません。
以前当社では「あやめ」を題材にした大型の静物画を御用意させて頂いた事はありますが、
清水悦男画伯の真骨頂である人物画というのも注目すべき大きな点ではないでしょうか。
また額も老舗額縁店である、大地堂の素晴らしい額に納められております。少々擦り傷はありますが、
作品をより一層引き立てる素晴らしい額縁です。作品右下にサイン、裏面木枠に画題が記されております。
もちろん本作品も真作保証ですのでご安心ください。

Artist Bio: 

1953年 長野県に生まれる 1980年 独立美術展に出品 1981年 多摩美術大学大学院修了 1983年 飯田画廊にて個展(1984年、1985年) 1986年 日本橋三越にて個展 1987年 飯田画廊にて個展(1989年、1991年) 1992年 東京セントラル美術館油絵大賞展招待出品 1993年 飯田画廊にて個展 1996年 日動画廊(名古屋)にて個展 1997年「オール読物」の表紙絵を担当(~1999年) 1998年 日動画廊(福岡・名古屋)にて個展 1999年 日本橋三越にて個展 2001年 うめだ阪急・池袋西武にて個展 2003年 ニューヨーク・ハマーギャラリーにて個展 2004年 近鉄本店(大阪阿倍野)にて個展 2007年 丸井今井(函館)にて個展 2009年 丸井今井(札幌)にて個展

最初に作品と画家に出会って以来、どういうわけか、戦後新世代の画家清水悦男と、イタリアの16世紀の画家カラヴァッジオのイメージが重なり続けている。  ブドウの葉を明解鮮明に描きあげた静物はじめ光と闇の人間表現は日本でもよく知られている。写実主義の先駆者、バロック絵画の開拓者として、一時代の絵画潮流を変えた画家の画風は人気が高い。  その画風との共通点もむろんだが、伝えられているおよそ画人らしくない波乱に富んだ生涯を送ったという人柄の方も重なるように感じる。決闘事件にかかわり、ローマからシシリーへ、地中海を転々としながら教会に作品を描き、ローマへ戻る途次病に倒れた。今は足跡と作品を訪ねる巡礼も続けられる。黙々とアトリエで制作する芸術家のイメージからはケタ外れともいえる画人の性情や生き方は、おそらく明快颯爽たる画風とつながりが深いだろう。そうした既成の芸術家の観念のカラを破る雰囲気が現代画家清水と重なっているからかもしれない。  戦後生まれの清水は、生まれながらの画家のように抜群の技を駆使して、この世のさまざまな事物を絵画に繰り広げていく。静物も花々も女性たちも、どんな対象自在に描き上げてしまう技術は並外れて、明解颯爽としている。続々と名手が輩出しつつある現代でも優れた絵画表現の生み手だ。  瞬時のきらめきを捕まえたいと語る画家はまた、難しい絵画思想をもつわけでもないとも語る。しかしこの画集に収められたその作品をたどるだけでも、この世の讃美者である画家が、その想いを伝える確固たる絵画手法を築き上げている強固な意志を感じる。  とらえどころのないこの世の素晴らしいイメージを、なんのためらいもないかのように、描き切ってとどもていく颯爽たる姿勢には、我々が芸術家に抱く古い観念を超えるものを感じる。”画は人なり”と東洋では言われてきた。新しい時代の人間の手による新しい絵画表現、清水の登場は、そうした期待を抱かせる。戦後世代によって始まっている絵画変革の担い手の一人による絵画の冒険は今後いよいよ大いなる楽しみである。 ~村瀬雅夫・福井県立美術館長~『清水悦男画集』(飯田美術発行・1995年)の巻頭の言葉より

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