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Evening Bell at Mii Temple

Evening Bell at Mii Temple 三井寺晩鐘
by Tsuchiya Koitsu (1870-1949)

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Artist: Tsuchiya Koitsu (1870-1949) 土屋光逸
Title: Evening Bell at Mii Temple 三井寺晩鐘
Series: 
Date of first edition?1940
Publisher (first edition)?Watanabe Shozaburo 渡辺
Publisher (this edition)?Watanabe Shozaburo 渡辺
Medium (first edition): Woodblock
Medium (this edition): Woodblock
Format (first edition): Oban
Format (this edition): Oban
DB artwork code: 28151
Notes (first edition)?
Notes (this edition)?
The following information was taken from the original web listing of this artwork. Note that there may be some inaccuracies:

古来より風光明媚な地として知られる・・・

名勝 近江八景の景観を・・・

叙情性豊かに描き上げた・・・

近代の絵師 土屋光逸の木版画です!!!


木版画

土屋光逸

『近江八景』より「三井寺晩鐘」


作者 :

土屋 光逸 [ Kouitsu Tsuchiya ] ( 日本 : 1870 - 1949年 )

昭和15年 ( 1940年 )

サイズ : 大版( 40.0cm± * 26.7cm± )



コメント : 「松尾芭蕉に「七景は雲にかくれて三井の寺」の句がある。雲がはれれば実際に見ることができるか否かの詮索は野暮というもの、三井寺からの眺めがあまりにも優れていたことを詠んだものと受け取るべきだろう。ともあれ眺望抜群の三井寺の観音堂からは、比叡山、比良の山並み、膳所と草津を結ぶ近江大橋、湖水越しに草津の町、そして近江富士・三上山を見渡すことができ、現代の構築物を取り去れば今さお芭蕉の視点に立つことは可能である。三井寺は正式名は長等山園城寺。大友皇子によって父(天智天皇)の菩提を弔う一寺が営まれたのが起源だが、天智・天武・持統の三代の天皇が産湯に使ったといわれる井戸があったことから「三井寺」と呼ばれ、そちらの方が広く通用している。豊臣秀吉のころ衰退したが、慶長年間に豊臣秀頼いより復興され、桃山時代の建築と絵画・工芸の様子を今に伝えるものとして貴重である。境内には、岡倉天心とともに<日本画>創造の理論的指導者であったアーネスト・フェノロサの墓がある。」(茅ヶ崎市美術館『土屋光逸展図録』より抜粋)



コンディション : 色目・状態とも大変に良好です。

Artist Bio: 
Please see my website www.koitsu.com to view all currently-known works by Tsuchiya Koitsu.


明治03年(1870年) 静岡県浜松市に生まれる 姓土屋 名は光一  明治18年(1885年) 15歳の時に上京し、始めは木版彫刻師の弟子になる 明治19年「1886年) 小林清親に入門(以降明治37年までの30年間、小林家で家族同様に生活の苦を共にする) 明治28年(1895年) 代表作として日清戦争を描いた「講和使談判之図」や「万々歳凱旋之図」などがあげられ、色彩も温和である 明治31年(1898年) 石版画を版行した版元として松聲堂から明治37年(1904年)に版行された「教育歴史画」第一輯から第三輯など 明治35年(1902年) から明治36年(1903年)に版行された「教育立身画」などの石版画の作例あり 昭和05年(1930年) 東京尚美堂から発表した木版画として横三つ切判「宮島」、「天の橋立」、「松島」などがある 昭和07年(1932年) 渡辺版画店から新版画「祇園の夜桜」、「大阪城の月夜」の2点を版行 昭和08年(1933年) 土井版画店より細判風景画「奈良猿沢の池」、「雪の堅田浮見堂」(東京国立近代美術館所蔵)、「日比谷の月」、「弁慶橋」などあり 昭和11年(1936年) 「東京風景十二枚」を同じく土井版画店より版行しており、清親ばりの風景版画を残した 昭和11年(1936年) 9月、「下関観月橋」を馬場信彦のもとから発表した後、昭和16年6月まで大判16枚などの作品を版行した 昭和16年(1941年) 頃まで東京尚美堂、酒井川口合板、カワグチ商会など各版元から新版画の作品を発表していった 昭和24年(1949年) 11月、79歳で没した 明治時代から昭和時代にかけての浮世絵師、版画家

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